坪内政美公式ブログⅡ

どつぼにはまってサー大変

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ぽっぽやをまっとうした「ばす」にありがとう。

平成28年4月22日午後10時47分。
遠く会津の小さな駅でねこの駅長「ばす」さんが亡くなった。
人間の歳で推定100歳。
自分は大阪の取材を終えて自宅がある四国へ帰る道中、ちょうど高速道・明石大橋に入ったときだった。

翌日、会津鉄道さんから久しぶりに電話を頂いた。
最近の近況と雑談をした後で
「実はいい話ではないのですが・・・ばすが亡くなりました。」しばらく沈黙が続いた。
「いつかはと覚悟はしてましたが、そうですか、逝ってしまいましたか。」これ以上の言葉が出なかった。
電話の後、そばにあった以前ばすさんの駅長就任から約3年間撮り続けた写真集をぼんやり眺めた。
初めてばすさん出会ったのは2008年冬。

★ 2008年2月2日
昨日逢った会津鉄道の駅にいるヘンテコなネコ。雑誌の取材で巡る予定だったJR只見線の撮影をうやむやにして今日もここに来てしまった。ネコの写真は岡山県の旧片上鉄道吉ヶ原駅の駅長猫コトラ君をいつも撮っているが、このばすというネコは一筋縄ではいかない。やはり鉄道写真みたいに待ってりゃ来るというものではなく、当然だがカメラのレンズを嫌い逃げる。この日もほとんどシャッターを切らずに終了した。でも撮りたいという衝動にかられるのはなぜだろう。


★ 2008年2月6日
正直、鉄道は新型気動車で運行する会津鉄道線より風格ある国鉄型気動車が活躍するJR只見線や定期的に蒸気機関車がやってくるJR磐越西線の方に足を向けてしまいがちだが、「会津鉄道もいいなぁ。」と思ったきっかけをつくったのがあのばすだった。滞在中撮影に協力してくれる駅長さんや、たまたま駅に立ち寄った会津鉄道の方にトロッコ列車に乗せてもらったりと、ふらりと立ち寄っただけの四国あんちゃんによくしてくれる。これは何か恩返しをしなければ、自分にできることは写真を撮ってあげることしかない。この日決まった写真をみて、そう思った。


★ 2008年12月24日
 4月に「めでたく名誉駅長になりました。」と駅長から連絡をもらっていたのに、会津はまだ遠くに感じてなかなか訪れることができず、半年以上たってやっと列車で会津入りを果たした。JR会津若松から会津鉄道に乗り換えて芦ノ牧温泉駅に向かう、車内を見ると車内広告スペースに張られたばす駅長の紹介ポスターが、しかも自分が撮った写真が名前入りで載っている。ちょっとうれしい。


★ 2009年3月18日
会津に来て四日目。明日には四国に戻らないといけない。ずーとばす駅長を追う。自由奔放なばす駅長は、走り回る自分を尻目にあっち行き、こっち行き、なかなか撮らせて貰えない。しかし夕方になって人気がなくなったとき、「いいの撮りたかったらついておいで」と言わんばかりにゆっくり歩いて見せ、自分を使われてない留置線に連れて行く。そして自分のスタンバイを待ったかというタイミングでひょいと赤茶けた線路に乗って歩き始めた。しっかり顔はカメラに向いている。
「なんちゅうネコや」夢中でシャッターをきった。

★2011年2月27日 
ばす駅長と出会って丸三年。歳を追うごとに色艶がよくなっている。座っているときの毛並みに写る光の輪っかが何よりの証拠。五年ほど前に一度若松市内のポリマーにかけてもらったことがあるそうだが、それにしても姿勢までよくなっているのは確か、とても米寿に近い方とは思えない。それは健康診断を受けた獣医さんのお墨付きだ。最近ではカメラを向けるとポーズまでとるようになった。
ともあれ、元気が一番だ、はず駅長。また四国から逢いに来るよ

                                               エイ出版刊 「猫駅長ばす フォトブック」より抜粋 

もう、逢えなくなっちゃた。




ばす

ばす11

ばす12

ばす13

ばす9
ばす8

ばす5


ばす2


ばす3
ばす1
ばす4


ばす6

最後は、会津田島行きの最終列車を病床から見送って静かに息を引き取ったという。
山で弱っている所を子ども達が保護して駅にやってきたから、17年間。ぽっぽやをまっとうしたばすさん。
おつかれさま。そしてありがとう。



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  1. 2016/04/28(木) 01:51:40|
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駅スタンプ第八弾は予土線十川駅に

「もっと駅にスタンプを」と、名物駅にスタンプを寄贈して町おこしに役に立ててもらおうと始めたエキスタ活動も
通産8個目となる今年は予土線十川駅に寄贈することとなりました。
四万十川が一望できる駅がある高知県四万十川町(旧十川町)は全国でも初めてとなる
鯉のぼりの川渡しが名物の一つ。予土線の車窓からも、4月中旬から5月にかけて、約500匹
の鯉のぼりが、流域にダムがないことから、最後の清流と呼ばれている四万十川の上空をなびいている。
十川駅


昭和49年に中学生の少年達が鯉のぼりを揚げてもらえなくなったと地域の体育会のメンバーが知り、
それらを集めて子ども達に川渡しをプレゼントしたことから始まったという。当初は約50匹あまりだったという。
いまや高知を代表する観光名所となったが、いまも使われなくなった鯉のぼりが集まってくるという。
十川1

その最寄りとなっている十川駅だが、今年3月のダイヤ改正で離合施設(つまり、上り下りの列車が行き違う施設)が解除され、
片側のみの使用となり、先日線路をはがされてしまった。また、以前まで停車していた日本初(国鉄・JRとして)となる
しまんトロッコも通過されてしまっている。
十川2


そんな寂しい状況となってしまった十川駅への付加価値を少しでも回復できればと、今回の製作・寄贈となった。
スタンプは、今回予土線初となる五角とし、四万十川になびく鯉のぼり名物列車しまんトロッコを横切らせた。
色はを予定。
十川3


設置場所は、寄贈駅が無人駅であるため、一昨年から、自身が予土線利用促進対策協議会のアドバイザーを務めている
ご縁もあって、駅から徒歩5分の国道沿いにある四万十町役場 十和地域振興局の玄関に地域振興課のご協力で設置することになりました。
寄贈は4月下旬の予定で、5月から押印できるように調整中です。

  1. 2016/04/25(月) 01:05:33|
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電車珈琲第三弾出ました!

こんばんわ。
香川の珈琲店「焙煎元 和楽」さんでまた出ました電車珈琲第三弾。
今回は「春うらら、電車珈琲」。
春うらら1
ことでん各線の桜撮影地を7箇所集めた限定100セット。
今回も商品監修とデザインを担当しました。

先日店舗とネットによる販売を開始をしました。
■詳しくは焙煎元和楽ホームページにて
http://www.baisenmoto-waraku.com/
焙煎元和楽で検索してもOKです。

■焙煎元和楽と電車珈琲シリーズ
ことでん志度線志度駅近くの踏切横に位置し、古くは志度駅があったとされる
場所だという。店内には琴電レトロ電車のドアなどが再利用されていることから、
琴電ファンには知る人ぞ知るスポットになっていた。
そんなことから、なんとか地元の鉄道の応援ができないかとの店主さんの企画
で始まったシリーズ。
  1. 2016/04/08(金) 21:21:16|
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